韓国語で「迎えに行く」を何ていうのか?「데리러 가다」or「마중 가다」

親子が子供と手を繋いで歩いている

福山市韓国語教室K-ROOMの鄭景太(チョン・キョンテ)です。

当教室ではできるだけ初級からでも特別なイベントごとだけではなくて日頃の生活を韓国語で会話できるように心掛けて授業をしています。

そうなると、当然皆さんの日常に関連する名詞や動詞、形容詞をどんどん覚えて行くことが大切になってきます。

最近では漢字語住居に関する単語体に関連する慣用句などについて投稿しましたが、これからは使い分けに少し混乱するものなどについても詳しく触れていきたいと思います。

今回は「迎えに行く」という表現になります。

韓国語ではこの「迎えに行く」というのは3つの表現があります。

その3つの表現にはそれぞれ違いがあるのでその特徴をしっかり意識して使うようにしましょう!

目次

마중 가다(マジュン ガダ)

両親と子供が手を繋いで歩いている

마중 가다」という表現は、

마중」(マジュン)「出迎えという名詞に가다」(カダ)「行く」という動詞を一緒に使う表現になります。

「가다」以外にも하다」(ハダ)「する」나가다」(ナガダ)「出る、出かける」などの単語と一緒に使われます。

こちらの表現はどちらかというと、遠方から来た人を迎えに行く時に使われることが多いです。

だから単純に子供の幼稚園や学校などにお迎えに行く時などにはあまり使われません。

もちろん子供がどこか遠くに旅行などに行って帰った時に迎えに行くのであれば使っても構いません。

친구가 미국에서 놀러 오는데 공항에 마중 나가야 돼.
(チングガ ミグゲソ ノlロ オヌンデ コンハンエ マジュン ナガヤドェ)
友達がアメリカから遊びに来るんだけど空港に迎えに行かないといけない。

아버지가 부임지에서 2년만에 돌아오니까 역까지 마중 나갈 거예요.
(アボジガ ブイmジエソ イニョンマネ ドラオニカ ヨッカジ マジュン ナガlコエヨ)
お父さんが赴任先から2年ぶりに帰って来るから駅まで迎えに行きます。

마중」という単語を使う時はちょっと大袈裟な「出迎えで覚えよう!

데리러 가다(テリロ ガダ)

こちらの表現は、

데리다」(テリダ)「連れる、率いる」と「가다」(カダ)「行く」という単語が一緒に使われます。

なので直訳では連れに行くになります。

先に述べた「마중 가다」との違いは日常生活で子供を幼稚園や学校、駅などに「ピックアップ」しに行くという意味で使われます。

こちらから「迎えに行く」が「데리러 가다」で、「迎えに来てくれる」は「오다」(オダ)「来る」という単語が使われて「데리러 오다」(テリロ オダ)になります。

아들 학원이 8시에 끝나니까 지금 데리러 가야 돼.
(アドゥl ハグォニ ヨドlシエ クンナニカ ジグm デリロ ガヤドェ)
息子の塾が8時に終わるから今迎えに行かないと。

친구가 집 근처에 왔을 테니까 데리러 갔다 오겠습니다.
(チングガ ジpクンチョエ ワッスlテニカ デリロ ガッタオゲッスmニダ)
友達が家の近くに来たはずだから迎えに行ってきます。

데리러 가다」は、日常生活の中で家族を学校や会社から帰宅する時に、友達などを迎えに行くときに使うものとして覚えよう!もちろん家族や友達でもどこか遠方から来る時に迎えに行く時は「마중 가다」も使える!

모시러 가다(モシロガダ)

こちらの表現は、

모시다」「仕える、お供する、お連れする、ご案内する」という目上の方に対して使う単語が使われている表現になります。

ということで、目上の方を「迎えに行く」という時はこちらの「모시러 가다」を使うようにしましょう。

한국에서 이모가 오셔서 어머니하고 같이 공항까지 모시러 갈 겁니다.
(ハングゲソ イモガ オショソ オモニハゴ ガチ コンハンッカチ モシロ ガlッコmニダ)
韓国から叔母が来られるのでお母さんと一緒に空港まで迎えに行きます。

할머니께서 병원이 11시에 끝나니까 모시러 가야 돼요.
(ハlモニッケソ ビョンウォニ ヨランシエ クンナニッカ モシロ ガヤ ドェヨ)
お婆ちゃんの病院が11時に終わるから迎えに行かないといけません。

とにかく、目上の方を「迎えに行く」は、どんな場合でも모시러 가다で覚えよう!

まとめ

迎えに行く

  • 마중 가다:家族でも知人でも遠方から来る人を「出迎える」
  • 데리러 가다:日常生活での学校や会社等、近場から来る人を「迎えに行く」
  • 모시러 가다:近場からでも遠方からでも目上の方を「迎えに行く」

お子さんとかを学校に「迎えに行く」という時に「마중 가다」を使ったりすると意味は一応通じますが、意外と違和感は出ます。

なので、3つのニュアンスのポイントをしっかり押さえて使い分けることが大事です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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